腹筋ドットコムを運営しているまさです。
この記事では、リバーストランクツイストについて解説します。
リバーストランクツイストは、腹斜筋群と腹直筋下部を効率よく鍛えることができるトレーニング方法です。
難易度はそれほど高くない腹筋トレーニングなので、初心者の方でも比較的取り組みやすいのが特徴的です。
- リバーストランクツイストの意味
- リバーストランクツイストで鍛えることができる腹筋
- リバーストランクツイストのやり方と注意点
- リバーストランクツイストのポイント・コツ
などについて、この記事で詳しく解説していきます。
リバーストランクツイストの意味
リバーストランクツイストとは、
- reverse(逆)
- trunk(幹、胴体)
- twist(ひねる、ねじる)
この3つの組み合わせでできた言葉です。
その言葉の通り、両足を高く持ち上げた状態から、胴体にひねりを加えながら両足を下に下ろすことによって、腹斜筋群と腹直筋下部を効率よく鍛えることができるトレーニング方法のことを言います。
通常のトランクツイストが上体(胴体)にひねりを加えるのに対して、リバーストランクツイストは下半身を使うため、「リバース」という言葉が付け加えられています。

リバーストランクツイストで鍛えることができる腹筋
リバーストランクツイストで鍛えることができる腹筋はこちら。
- 腹直筋(下部)
- 腹斜筋(外腹斜筋)
- 腹斜筋(内腹斜筋)
腹直筋下部と腹斜筋群を効率よく鍛えたい場合はリバーストランクツイストがおすすめです。
これらの筋肉については、下記ページで詳しく解説しているので、合わせて読んでもらえると嬉しいです。



リバーストランクツイストのやり方と注意点
それでは、リバーストランクツイストのやり方を詳しく解説します。
リバーストランクツイストの動作詳細は、パックンが見本を見せてくれますので是非参考にしてください。

仰向けになって、両手を少し広げて地面に置きます。
地面と両脚の角度が90度になるまで高く持ち上げます。
持ち上げた両足を、左斜め45度の方向に倒します。倒した両足は、床につけずに浮かせたままにします。
この時、顔は横に向けずにまっすぐ上を向いたままにしてください。また、肩が床から離れないようにしてください。
同じ軌道を描くように、両足を元の位置に戻していきます。
逆側も同じように行います。今度は左斜め45度の方向に倒します。倒した両足は、床につけずに浮かせたままにします。
この時、顔は横に向けずにまっすぐ上を向いたままにしてください。また、肩が床から離れないようにしてください。
同じ軌道を描くように、両足を元の位置に戻していきます。
左右合わせて1回の動作はこれで完了です。リバーストランクツイストの回数・セット数の目安は、一般的には10回を2~3セットです。
左右交互に行っていきましょう。
腹筋トレーニングを行う上で大切なポイントや心構えなどについては、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてもらえると嬉しいです。

リバーストランクツイストのポイント・コツ
リバーストランクツイストは、動作自体はそれほど難しくないのですが、腹斜筋群に結構効きます。
横っ腹をすっきりさせたい方、ウエストラインをキレイに見せたい方にはもってこいのトレーニング方法です。
両足の上げ下げのタイミングでプルプルしちゃう方は、腹斜筋と腹直筋下部がまだしっかりと出来上がっていない証拠です。
もしうまくリバーストランクツイストをこなせない場合は、最初は膝を曲げてフォームを固定するようなイメージで行ってみてください。いわゆる「ベントニー(bent knee)」スタイルというやつです。
もしくは、他の腹斜筋群を鍛えることができる難易度が低めのトレーニングを先に行ってから、リバーストランクツイストを行いましょう。
難易度的におすすめなのはトランクツイストです。

リバーストランクツイストと似たトレーニング方法として、レッグツイストがあります。
リバーストランクツイストとレッグツイストの違いについてなど、詳しくはこちらで解説していますので参考にしてもらえると嬉しいです。

この2つを組み合わせることによって、より効果的に腹斜筋群を鍛えることができるのでおすすめです。
リバーストランクツイストのコツは、床から肩を離さないようにしっかりとくっつける事です。
両足を下に下ろす時・持ち上げる時の両方とも、腹斜筋群に力を入れて行うとどうしても肩が床から離れやすくなってしまいます。
床から離してしまうと、他の筋肉で両足の上げ下げを行いやすくなってしまうので、注意しながらチャレンジしてみてくださいね!
まとめ
リバーストランクツイストは、両足を高く持ち上げた状態から、胴体にひねりを加えながら両足を下に下ろすことによって、腹斜筋群と腹直筋下部を効率よく鍛えることができるトレーニング方法です。
動作自体の難易度はそれほど高くはありませんが、間違ったやり方をしてしまうと十分な効果を得ることができなくなってしまいます。
この記事で紹介したリバーストランクツイストのポイントをしっかりと把握した上で、1つ1つの動作を正確に、そして丁寧に行ってみてください。
コメントを残す